ソングバードのビールがマジでおいしい。
気づけば半年近く放置してたこのブログ
最近はリピートとちょくちょく限定飲むぐらいで、まあうまいけどブログ書く気にはならないなというビールばかり飲んでました。
そんななか、久しぶりにブログ書きたいほど旨いビールを見つけました、ソングバードっていうんですけど。
正直いろいろなところで名前は聞いてたんですけど、忙しかったり金がなかったりでなかなか試せず、最近手に入れたボトルをちびちび飲みまして……。
まず夏限定のサマーポーター。
正直コレは他のものに比べてそんなにでした。ただ全然まずくはなくて、お店のPOP がほんとにぴったり味を表現していたのであんまり予想を超えなかった感じ。
ラベルは濡らしたらはがれちゃいました。
うまかったのはトリペル。
実は俺自身のポカで、冷蔵庫に入れ忘れたまま一週間が過ぎてしまって、香りは多少飛んでたと思うんですが、味はとてもしっかりしていてうまかったです、もう一本試してみたい。こういう言い方が失礼に当たるかどうかはわかりませんが、ウエストマールのトリプルを思い出す味わいでした。
そしてペールエール。
作ってる人たちのことはよくわかりませんが、ベルギーに思い入れのある方々なのでしょうか?ペールエールもベルジャンスタイルです。
以前から京都醸造の「週休六日」を推してる俺ですが、このペールエールはそれよりもしっかりした味わいでとても美味しいと思います。これもリピりたい。
個人的には国産としてはやや高い(というか、ほかが安すぎる)のですが、また飲みたいし、他の銘柄も試したいと思いました。
サンクトガーレン スイートバニラスタウト
今年はブログをちゃんと書こうと思ってたんですが……
さて世はバレンタインということで、ちょっと気取ったスーパーなんかではチョコビール特集みたいな売り場も見かけるようになりました。
そんで今回は元祖地ビール屋を謳う横浜はサンクトガーレンのスイートバニラスタウトです。
たまたま所用で泊まったホステル、ビアバーが併設されてることすら知らず予約を取ったんだけど、メニューにこれがあったので思わず頼んでしまいました。
ちょっと記憶が曖昧なんだけど、少し前はバレンタイン限定としてチョコレートインペリアル・スタウト、オレンジチョコレートスタウト、このバニラスタウトが発売されてたような気がするけど、今はオレンジとバニラは通年なのかな?
バレンタイン特集トップ | 元祖地ビール屋【サンクトガーレン】
これは俺の好みが大きく絡んでると思うので最初にそれを説明します(別にこのビールがキワモノというわけではありません)。
甘いお酒ってすごいベタベタするのが多いじゃないですか。カルーアとかゴディバ・チョコレートリキュールとか、ベタ甘系のはあまり好きじゃないんですよね。カカオリキュールはわりかし爽やかなので、カクテルを飲むときはいつもカカオフィズを飲んでいました。
ビールも、アサヒスタウトとか評価高いのはわかるけど、ちょっとのっぺりしすぎかなあと感じてあまり好きになれなかった。
で、このバニラスタウトは、すごくリッチなバニラの香りと味わいがありつつ、すごくきれいな飲み口で飲みやすくてお代わりしたくなって、しかも、これはすごく説明しづらい部分なんだけど、スタウトの感じ、ビール感はちゃんと残っている。
正直あんまりサンクトガーレンのビール飲むことないんだけど(名古屋だとどこで飲めるんだろう?ケグとか?)、これはあると飲んでしまうやつですね。
ワイマーケット おみくじラガー/黄色い悪魔
なんかすげー色合いの写真になっちゃったけど。
ワイマーケットブリューイングの醸造所併設店舗であるところのワイマーケット・ブリューイングキッチンで毎年三が日に提供されるおみくじラガー。
グラスにつけてある千社札風の商品ラベルの裏に稀に大吉とか大凶とか書いてある。
で、これ去年も飲んだんだけど、今年のはめちゃくちゃ美味しかった。去年とレシピ違うのかちゃんと確認してないけど、今年のはセッションIPLって書いてあったから多分違うレシピだと思う。
まずめちゃくちゃトロピカル。超ジューシー。芳醇。熟したマンゴーみたいな感覚。
そんでラガーらしいキレと喉越しの良さ。いい意味で全然後を引かない。だからいくらでもお代わりできそうになる。
さらにアルコール度数は低め。だからいくらでもお代わりできそうになる。
いやマジで、ワイマーケットのいつも作るメイヨンラガーもすごい好きなんだけど、こんなに美味しいラガーにはそうそう出会えないよ。三が日しか飲めないのは本当にもったいない、大人気間違いなしのビールだと思います。
この日は二泊の旅行の帰りで昼からだらだら飲んでたからそんなに飲めないと思ってたけど、迷わずおかわりしてしまった。
そんでもう一杯飲んだのが、黄色い悪魔。英語表記はGeel Duvelでベルジャンストロングエールということで色々お察しくださいって感じだけど、熟成はしてないっぽい。
ほどよい甘みとスムースな飲み口で酔いがやばいやつ。
これはなんか諸事情があるのと(これは主観的な推測だけど)そこそこ保つビールなので、三が日以降は時々飲めるビール的なポジションになるみたい。このときは本当に酔ってたので小さいサイズで頼んだけど、これも定番で飲めるようになると嬉しいなあ。
とにかく今年のおみくじラガーは本当に美味しかった。これは2018年ベストビールが早くも来てしまった感じがある。
セントアーチャー タスク&グレーン バーボンバレルエイジドココナッツスタウト
飲んだばっかりでかなり酔っているが。
ご存知の方も多いかな?なんか歌手かなんかも協力してるっつう、サンディエゴのブルワーで、日本に輸入が始まったときはIPAを中心にかなり評価が高かったように感じます。
そのココナッツスタウト、裏の説明を読むとインペリアルスタウトに相当するビールにココナッツを加えてバーボン樽で熟成したっぽい。
ちなみにこのビールは封蝋で、開けるのに結構苦労しました。
開けるとこんな感じ。蠟が厚い気がする。
この手のビールは飲むにあたって温度がすごい重要で(少なくとも僕はそう思っていて)、多少高めの温度の方がいいかなと思ってしばらく冷蔵庫から出して待ってたんだけど、それでもやや冷たかったみたいで、一口目の感覚はちょっといいインペリアルスタウトって感じ。
ただ、ゆっくり楽しんでるうちに温度も上がってきて、最後の方ではココナッツの香りと風味がよく感じられるようになりました。
最初からこの温度で飲むべきだったのか、ゆっくり温度変化を楽しむのが良いのかは難しいところ。
しかし、実際ビールが今どれくらいの温度なのか確認するのは難しい。ビールに温度計突っ込むのもなんとなく無粋な感じがするしねえ……
ともあれ、最終的にはこのビールの評価は高め。最後ココナッツの香りが立ってくると、11%超えのアルコール度数にも関わらずもう少し飲みたくなる。このビール自体がかなり高いのでなかなかそうもいかないのだけど……
やはり、最初からもう少し温めて飲んだほうが良かったのかな??
別件。
ようやっとビール1000種類到達しました。長かった……
1000種類目は前にもおすすめした、鬼伝説のSSSペールエール(シムコーバージョン)でした。おいしゅうございました。
しかし最近は色んな種類を飲むよりもお気に入りを定期的に飲みたいという気持ちが強いので、2000種類目は相当先になりそうネ。
とにかく、今後共美味しいビールを楽しんでいくつもりです。
またもや京都醸造のタップルームに行ってきました。
今年最後の営業日であること
ベルジャンストロングエールであるところの「強くあれ」がつながるということ
青春18きっぷが手元にあったこと
以上の理由により、思いつきで京都へ。
さすがに外で飲んでる人はあんまりいなかったですね。
一杯目「紫の人喰い(Purple People Eater)」
ヘレティックとのコラボというこのビールは、紫蘇と梅をつかったサワーセゾン。
言い方は良くないんだけど、上質なしそ梅ジュースみたいなさわやかさで美味しかったです。
ちなみに写り込んでるのは隣で飲んでるご夫婦からおすそ分けを頂いた、成城石井で売ってるうずらの卵。ご夫婦も旅行者で、去年ここに来た時に常連さんから勧められたものを今回ちゃんと買ってきたそうです。
俺はいつも来る前にラーメンを腹いっぱい食べるのでほとんどつままず、恐縮でございます……。
二杯目。
ここで早くも(三時前くらいかな?)「強くあれ」が終了してしまったとのこと。失意の中で、「洋魂和才」を頂く。
ブラッセルズ・ビアプロジェクトとのコラボの、ドゥベルスタイル。
こういうのは好きなのでこのへんまでは気持ちよく飲んでました。
三杯目で「深雪」を飲んでるあたりからかなり酔ってきた。
ストロングベルジャンウィートかな?酸味と果実味がありつつどっしりしたビール。
今回つながってたビールはどれも度数が高めなんだよね。
次の「秋の気まぐれ(2017)」はそうとうゆっくり飲むことに。一時間ぐらいかけたかな。
非常にホッピーで、それでいて口当たりはモルト感しっかりのいいとこ取りビール。
飲みながらその場で知り合った方とゆっくりおしゃべりをしていました。
京都醸造のタップルームは、一台の大きなテーブルを囲むような作りになっていて、そこについたら皆仲間というアットホームな雰囲気の空間になっている。俺もそんなにコミュニケーション得意な方じゃないけど、ビールのお陰でいろいろお話できてとても楽しい時間を過ごすことができます。
海外から来る方も多く、メルボルンからきたっていうおじさんともおしゃべりしました。なぜか写真取られたんだけど、あの写真どこにあるんだろう……
さて、年末までもうひと踏ん張り飲んでいきます。
レフトハンド ナイトロ・ミルクスタウト /箕面ビール カベルネ
三ヶ月ぶりか!笑
この間もちょくちょく美味しいビールは飲んでたんだけどブログのこと完全に忘れてたわ。
というわけで二本いっぺんに紹介します。
まずはレフトハンドのナイトロ・ミルクスタウト
nitroの表記通り、瓶詰めの際に窒素充填を行っているのが特徴の、レフトハンドブリューイングのフラッグシップとも言えるビールです。
詳しいことはあんま覚えてないので各自調べてほしいのですが、窒素充填すると非常にクリーミーでスムースな口当たりになり、甘めのミルクスタウトとの相性はバッチリ。
写真を見ていただくと泡もきめ細かくなっているのがわかると思います。このビールは"pour hard"つまり「ドバドバ注ぐべし」と言われており、上から勢い良く注ぐことで非常にクリーミーな泡が形成されます。
レフトハンドからはサートゥースなど複数のビールのナイトロバージョンが出てるのですが、やはりミルクスタウトが一番人気のようです。
ナイトロでない通常バージョンも出ているので、見かけたら飲み比べしてみるのも良いかもしれません。
箕面ビールは精力的に様々なビールを作っていますが、その中でも比較的昔から作っているビールで、赤ワインに使われるぶどう「カベルネ」の果汁を使用しています。
味わいはホップの苦味等は控えめに甘味や酸味、かすかな渋み等が感じられ、7%とやや高めのアルコール度数もあってこの時期にゆっくり楽しむのに最適なビールだと思います。
その上、飲み口自体は比較的軽めなので、一本飲むともう一本飲みたくなります。もう少し買えばよかったなと思っています。
ちなみに箕面ビールは公式サイトの通販で買うと、送料はかかりますが醸造所からクール便で直送されるのでかなり良いコンディションで飲むことができます。(限定ビールはかなり競争が激しいけど……)
もしかしたらここ数ヶ月に飲んだビールの記事を思い出しながら書くかもしれません。
ついに!京都醸造のタップルームに行ってきました
一昨日の話だけど。
たまたま親戚が一回分残ってる青春18切符を譲ってくれたので、行くことにしました。
京都醸造のタップルームは基本的には毎週土日のみ、12:30から18:00までの営業です(詳しくは公式サイト京都醸造株式会社 Kyoto Brewing Companyを確認してください)。
日によってフードトラックが来るときもあって、この日はタコスとかの屋台が来てました。
この写真は12時過ぎぐらいで、少し早く着きすぎたなと思ってたんだけど、もう営業してました。どうやら「秋の気まぐれ」2017年verの初お披露目と、Tシャツのリニューアル、限定販売等あって人がたくさん来てるから早くあけた?みたい(確認はしてない)。
というわけで早速「秋の気まぐれ」2017verから。
公式フェイスブックでは
「昨年リリースしたものは特に酵母とホップに重点を置きましたが、今年は(中略)芳醇なモルトとホップの味わいと香りが特徴的なビールとなるように仕上げました」
と記載されていますが、正直昨年の秋の気まぐれがめちゃめちゃ気に入ってたので、これも十分美味しいんだけど、好みとしては去年かなと言う感じでした。
次はおひろめされたお披露目されたばかりの「底抜け上戸」。アルコールは軽めでいくらでも飲めるということで名付けられたビールです。
軽やかですっと入るしめちゃくちゃきれいな味わいでちゃんとうまい、ちょっとずるいくらい飲みやすいビールです。
ゆっくり楽しんでいたら、ラインナップに変化がありました。限定品の「週休六日」「暑中見舞い」などがなくなってしまったとのこと。
週休六日は少し前にブログにも書いたとおりめちゃくちゃ大好きな銘柄だし、夏限定の「暑中見舞い」はホッピーウィートエールということでめちゃくちゃ好きなスタイルなので残念ではあったが、三杯目には定番の「一期一会」をいただくことに。
酸味もあありつつしっかりモルティなセゾン。京都醸造は限定も多いのでついそっちに目がいきがちだけど、定番も本当においしい、すごいことだと思う。いやそうでもないか、とにかくおいしい。
シャツも買いました。
ちょうど以前買ったTシャツがだいぶよれていたので、買い直したのと、限定販売の「LOCAL BREW」と書かれたシャツも買っちゃいました。
この手のアパレルが好きというのもあるけど、好きな醸造所はちゃんと応援しないといけない。閉鎖させるわけにはいかないということでちゃんと買うことにしています。
ふるいシャツと新しいシャツ。
ぼろぼろになっちゃったけどショッパーもかわいい。
いやあああいうのが近くにある人は本当にうらやましいですね。
来週にでもまた行きたいと思いました。
行きたいなあ。