nagapong’s blog

飲んだビールについて書く。ご意見はTwitter @nagapongへ untappdは https://untappd.com/user/nagapong

ファインエールズとスプリングバンク蒸留所のコラボ ファインエールズ

すげー好きなやつです。
f:id:nagapong:20170120002948j:image

ファインエールズは、スコットランドの湾岸にある、独立性をやたら推してるビールの醸造所。

スプリングバンクは、キャンベルタウンにある、独立経営の、通からの評価が非常に高いスコッチの蒸留所。

その二つがコラボしたファインバンクは、スプリングバンク蒸留所で仕込まれた麦芽を使って醸造した、「ピートスモークド・ゴールデンエール」。

ピートというのはウイスキー好きが一度はハマる味わいで、「ラフロイグ」や「ラガヴーリン」に代表されるヨード香、「正露丸の臭い」とも例えられる香りで、泥炭を使って炊き込むことによって付加されます。

 

似たような香りを持つビールとしては、最もピーティなスコッチ「オクトモア」の樽で熟成したオランダのデ・モーレンの「へーメル&アールデ」、その次くらいにピーティとされる「アードベッグ」樽で熟成したベルギーはドフター・ヴァン・コールナールの「アンブラス・ピーティオークエイジド」などがありますが、どれもそれぞれウィスキーの熟成に使われた樽を使ってビールを熟成させたもので、濃いめで度数も高い。

一方こちらは麦芽に蒸留所の技術で香りを持たせたもので、ビール自体も画像の通り濃くはなく、アルコール度数も4パーセント台と軽やか。ピート香も強すぎず、しかし全体的にはしっかりとした味わいでちゃんと楽しめるビールになっています。

 

これ初めて飲んだときにすごく気に入ったんだけど、限定醸造のためなかなか機会が得られず、先日久々に入荷されたので、また買いだめに行くかも知れません。

 

そもそもスプリングバンクのウィスキーは非常に人気が高く、生産量がそこまで多くないこともあってなかなか手に入れられないので、ウィスキー通の方へのプレゼントなんかにもいいんじゃないかと思います。(あまり詳しくない人には、なにこれ?ってなるかもしんないけど)