nagapong’s blog

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コロラド ノースアイランドIPA

今、本場でもっとも注目されているという「ニューイングランドスタイルIPA

ぶっちゃけ国内だとまだまだIPAでひとくくりな感じがありますが

これまで長く主流だった、ウエストコーストIPA……ホップの苦みと香りが非常に強く、度数の高いがっつり系ビールから香りはそのままに軽い飲み口にしたセッションIPA、酸味の強いサワーエールを経てとうとう東海岸にやってきました。


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めっちゃニューイングランドをアピってるのに商品名は「ノースアイランドIPA」なのはなんでなんだろ??一瞬北海道のノースアイランドビールとのコラボかと思った。

 

味わいですが、ホップを大量投入したウエストコースト系IPAに対し、モルティでジューシーな印象。これってこれまでイングリッシュIPAと言われてたジャンルに近いような気がする。

あとはこの濁りがニューイングランドスタイルの特徴らしいのですが、瓶には具体的な内容の説明がなく……酵母を残して瓶内熟成してるっていう感じでもないよなあ?

詳しい人、教えてください。

 

個人的にはホップのきついIPAはもう飲むのが大変、いっそダブルIPAの方がどっしりとして飲めるぐらいに思っていたので、こういったものが流行るのは歓迎です。

あとは日本でどれだけ供給されるか……

松江ビアへるん オロチ

すっかり日にちがたってしまった

 

ビアへるんのオロチは、毎年限定で醸造される、清酒とビールのハイブリッド。

このボトルは簸上清酒(ひかみ、と読むらしい)の七冠馬(ななかんば)という銘柄とのコラボ。日本酒にはあまり詳しくないのでどのようなお酒なのかよく知らないのですが……


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クラフトビールメーカーでもともと酒蔵というところは多く、いわて蔵、湘南ビール、志賀高原ビール、大山Gビールなど枚挙に暇がありません。

原料があることもあり、これらの醸造所では清酒酵母を使ったビールや酒米を副原料に使用したビールが作られることがあります。

それらに共通して感じることは、全体的にキレがありすっきりとしていて、酸味の少ないセゾンというようなのどの渇きを潤してくれる味わいだと思います。

吟醸酒に近いような爽やかな後味もあり、若い人にも受け入れられやすい味わいです。

 

ただしこのオロチはバーレイワインに大別されるほど度数が高く(9%)、やや重ための味かと思います。

海外の人にもウケそう。

ビクトリー ベルリナーヴァイセ(ウィズ エルダーフラワー)

このブログは原則全て自分が飲んで自分が書こうと思ったビールについて書いていますが、もちろん嘘を書くわけにはいかないので「これホントなのかな?」と思ったことについては調べます。

その過程で新しく知ることもとても多く、ブログを書く楽しみの一つです。

 

さて、フィラデルフィアの人気醸造所であるビクトリーブリューイング、「ホップデビルIPA」や「ダートウルフ・ダブルIPA」のイメージが自分の中で強く、ホップヘッズ向けの醸造所という印象だったので、「ビクトリーがベルリナーヴァイセを?」という好奇心で購入してみたビールだったのですが……

 

ウェブサイトをみたところ、ドイツで修行した醸造家によるヨーロッパの伝統的なビールとアメリカ的な革新的ビールの両方をつくる醸造所ということで、オクトーバーフェストビアやセゾンに近いビールなどいろいろなタイプのビールを造っているようです。

 

それぐらい知っておけよ、と我ながら思うのですが、まあ……非常に多くのビールが入れ替わり入ってくるので、なかなか一つの醸造所にスポットを当てることも難しいでしょう。

 


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というわけで非常にきれいでえぐみのないベルリナーヴァイセ。エルダーフラワーって少し前にめっちゃ流行ってたようだけど、いかにもスパイスみたいな感じではないですね。

 

最近アメリカではニューイングランドIPAというのが流行ってるらしいですが、酸っぱいビールもIPAみたいにジャンルとして残ってほしいですね。

レボリューション フィスト・シティ シカゴペールエール

世にはびこるクラフトビール好きというと、とかくスタバ的なオシャレぶった人をよく見かける気がします(SNSによくいる)。

まあでもカッコいいのが好き!ってのは当然の話で、ビールだってカッコいい方がいいものです。

 

個人的には一番格好良いと思うビールの醸造所はサンフランシスコの「21st Amendment Brewery」、特に「Brew Free! or Die IPA」とか「He Said  Baltic Porter」「He Said Belgian Tripel 」なんかは最高にカッコいい。

<div class="intro-article-wrapper" style="width: 100%; overflow: auto;"><a class="intro-article-img" href="http://21st-amendment.com/" target="_blank" style="float:left;" rel="nofollow"><img src="http://capture.heartrails.com/150x130/shadow?http://21st-amendment.com/" align="left" width="150" height="130" alt="Home &raquo; 21st Amendment Brewery"></a><a class="intro-article-title" href="http://21st-amendment.com/" target="_blank" style="font-size:110%;" rel="nofollow">Home &raquo; 21st Amendment Brewery</a> <img src="http://b.hatena.ne.jp/entry/image/http://21st-amendment.com/" style="opacity:0.8;"><span style="clear: both;"></span></div>

↑最近発売開始されたというBLAH BLAH BLAH IPAも飲んでみたい……

 

スイカを使った小麦のビール「Hell or High Watermelon」はなんかは一番好きなフルーツビール何だけど、もう三年くらい日本に入ってきてないので、また飲める日を楽しみにしています(一年くらい前に正規輸入しますという人に会ったんだけどなあ……)

 

ここまで関係ない話です

レボリューション・ブリューイングはシカゴにある醸造所で、強く掲げた拳がトレードマーク。

<div class="intro-article-wrapper" style="width: 100%; overflow: auto;"><a class="intro-article-img" href="http://21st-amendment.com/" target="_blank" style="float:left;" rel="nofollow"><img src="http://capture.heartrails.com/150x130/shadow?http://21st-amendment.com/" align="left" width="150" height="130" alt="Home &raquo; 21st Amendment Brewery"></a><a class="intro-article-title" href="http://21st-amendment.com/" target="_blank" style="font-size:110%;" rel="nofollow">Home &raquo; 21st Amendment Brewery</a> <img src="http://b.hatena.ne.jp/entry/image/http://21st-amendment.com/" style="opacity:0.8;"><span style="clear: both;"></span></div>

コミック調の効果線が印象的な缶をたくさん出してます。

 

その中でむしろ特異なラベルなのがこの「フィストシティ」。(ようやく本題)


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商品名を強く打ち出したラベルで、定番商品として印象づけていくねらいかな?と思います。

 

んで味!うまい。そうとううまい。

なんか浮いてるっぽいんだけど、非常にクリーンでスムーズ、気分をリフレッシュしてくれるビールだと思います。やたらとホップ感の強い、または逆にやたら甘いペールエールも少なくない中、まさにお手本のような存在です。

奇抜なものでなくてもこういうビールが定量的に飲めるというのは本当に素晴らしいことで、これのためにシカゴに行ってみたいとすら思います。

 全然関係ない話ばっかになっちゃったね

ロコビア ココナッツポーター

ずっと推してる千葉県佐倉のロコビア

冬になると必ず飲みたくなるのがこのココナッツポーター!


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めちゃんこココナッツです。

めっちゃうまい。

 

夏のユーカリナーヴァイセもうまかったのでこれにユーカリゴールデンと香りの生とスチームあわせたら一年回せる

それくらい好きです

 

とはいえ、佐倉近郊を除くと飲める場所はだいぶ限られてきます。

公式サイトに販売店一覧があったと思うのでご覧くださいね。

 

これはマジでココナッツ!って感じのビールなので特に言葉を使わないです。マジ飲んでほしいやつ。

ジャパンブリュワーズカップに行ってきました

今回は仲間の都合がつかずソロで行った

ビアフェスってなにげにカップル多くてつらいんだよね……ということで

 

この手のイベントでは瓶詰め設備を持ってない醸造所や規模が小さくてなかなか飲めないところのビールをメインに飲むことにしています。

とはいえ、ついついお気に入りの醸造所ばかり選んでしまうのだけれども……

 

京都醸造「熱帯波の嵐」(IPA)
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ロコビア「芳醇麦酒」
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アウトサイダーブルーイング「ゆずホワイトマリアージュ
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湘南ビール「チョコレートポーター」
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一人立ち飲みなんで、アングル全部一緒だけどね……

ロコビアのやつはスチーム(エール麦芽をラガー方式で醸造した奴、逆かも)なんだけど、三井食品が輸入してるアンカーがスチームビールの商標を取ってるかなんかで名前変えたのかな?

 どれも美味しかったけど、イベントは歩き回りながら飲むせいか、いつも以上にアルコールのまわりが早い気がする……早めの退散となりました。

 

 

あと京都醸造のパーカーも買っちゃったよ!思ったより高かったけど買っちゃった!ファンアイテムだからね!
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他にもキャップやTシャツなどアパレル販売してる醸造所もたくさんあったので、そういうのを楽しむのもいいかも知れないね!

まあ家に帰ってから我に返ってる部分はあるけど……

 

ファインエールズとスプリングバンク蒸留所のコラボ ファインエールズ

すげー好きなやつです。
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ファインエールズは、スコットランドの湾岸にある、独立性をやたら推してるビールの醸造所。

スプリングバンクは、キャンベルタウンにある、独立経営の、通からの評価が非常に高いスコッチの蒸留所。

その二つがコラボしたファインバンクは、スプリングバンク蒸留所で仕込まれた麦芽を使って醸造した、「ピートスモークド・ゴールデンエール」。

ピートというのはウイスキー好きが一度はハマる味わいで、「ラフロイグ」や「ラガヴーリン」に代表されるヨード香、「正露丸の臭い」とも例えられる香りで、泥炭を使って炊き込むことによって付加されます。

 

似たような香りを持つビールとしては、最もピーティなスコッチ「オクトモア」の樽で熟成したオランダのデ・モーレンの「へーメル&アールデ」、その次くらいにピーティとされる「アードベッグ」樽で熟成したベルギーはドフター・ヴァン・コールナールの「アンブラス・ピーティオークエイジド」などがありますが、どれもそれぞれウィスキーの熟成に使われた樽を使ってビールを熟成させたもので、濃いめで度数も高い。

一方こちらは麦芽に蒸留所の技術で香りを持たせたもので、ビール自体も画像の通り濃くはなく、アルコール度数も4パーセント台と軽やか。ピート香も強すぎず、しかし全体的にはしっかりとした味わいでちゃんと楽しめるビールになっています。

 

これ初めて飲んだときにすごく気に入ったんだけど、限定醸造のためなかなか機会が得られず、先日久々に入荷されたので、また買いだめに行くかも知れません。

 

そもそもスプリングバンクのウィスキーは非常に人気が高く、生産量がそこまで多くないこともあってなかなか手に入れられないので、ウィスキー通の方へのプレゼントなんかにもいいんじゃないかと思います。(あまり詳しくない人には、なにこれ?ってなるかもしんないけど)